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2014.06.23

介護用品の研修会を開催しました

研修会レポート

2014年6月11日
介護オムツメーカーのユニチャームさんをお招きして、おむつの使い方について、勉強会を行いました。


現代は高齢化社会となっており、2020年には65歳以上の割合が3人に1人程になると言われています。
誰がいつ介護に携わるか分からない状況です。
今回の勉強会では、そのような介護の中で最も過酷とされる「排泄ケア」、大人用紙オムツについて学びました。

実際購入しようと思ってもどのオムツを選んでいいのか、どう使い分けていいのか・・
現状は、オムツを購入される方が自己流で選択しており、
我々も間違った認識をしていた事を知りました。

分かっているようで分からない大人用オムツの使い方、まず基本となるのが「ADL」を知る事です。
ADLとはオムツを使う方の体の状態を表します。
1人で歩ける方、介助がないと起き上がれない方など様々で、
その状態によって排泄状況も違ってくるのです。

例えば、介助が必要なく自立している方は軽失禁ライナー、
自分でトイレに行ける、または介助があれば歩ける方はパンツタイプ、逆に寝て過ごす事が多い方にはテープタイプが最適です。

その見分け方はオムツのパッケージにきちんと書いてあります。そのマークを見ると一目瞭然、どれを使えばいいのかがすぐわかります。

売り場もマークごとに分けて陳列されているので分かりやすくなっており、我々としてはPOPを付けるなどしてより購入しやすいよう工夫したいと考えています。

そして次にオムツのインナーとなるパッドについてです。
もしオムツを単体で使っている方がいらしたら、ぜひそのオムツのインナーとして内側にパッドを用いる事をおすすめします。
中にパッドを合わせて使って頂くと、ひどい汚れでなければ中だけを交換すれば良いのです。オムツの交換の回数も減り、介護する方、される方 両方の負担を軽減できます。

パッドにはテープ止め用、紙パンツ用の両方に種類が多くあるので、その時の状況に合わせて使いわけができ、コスト削り減にもつながります。

そしてパッドはパッドでも軽度失禁用の方で間違いやすい事が1点・・・
パッドを選ぶ際、パンティーライナーや生理用ナプキンを使っている方はいらっしゃらないでしょうか。
一見同じように思われがちですが、それらと失禁用パッドは区別して使って頂きたいのです。

今回の勉強会では生理用ナプキンと失禁用パッドの吸収の違いを比較する実験をしました。

実際の物を使い同じ量の水分を上から流したところ、なんと吸収の速度、その後の表面の乾き具合など全く違うことが分かりました。
失禁用パッドの方は水分を流した瞬間にすぐに吸収し、その後指で触ってもサラッとしていました。

ところが生理用ナプキンの方は水分の吸収がとても悪く、いつまでもびちゃびちゃと水分が残っていて軽く触っただけでも指がぬれる程でした。

このようにこれら2つは別物ですので、ぜひ専用の物を使うことをおすすめします。

最後にもう一つ、オムツの付け方も重要です。せっかく体に合った物を選んでも間違った付け方をしていてはもれてしまいます。

まずはパンツタイプです。トイレなどに腰かけ膝下まで足を通します。
その状態で中にパッドをあて、そのまま履くだけでOKです。

次にテープタイプです。寝ている状態で介助者の膝を曲げ、手をおなかの上で組ませます。
その体勢のまま横に倒しオムツをウエストの高さに合わせ、中心が背骨にくるように敷きます。
中のパッドはおしりの割れ目が隠れるくらいにセットし、立体ギャザーの中に入れ込みます。

そこで介助者の体勢を戻し、太もものお肉をはさまないようにオムツを引き上げます。

テープは左右2か所ずつ付いているので、下側のテープは水平になるように、上側のテープは斜め下に向かってしっかり止めます。ウエストに指1本くらいの余裕ができていれば完了です。

付け方のコツが分かればモレの削減につながり、オムツ交換の負担も少し減ると思います。

ここまで介護オムツ全般について教えていただきましたが、先にも述べた通り、知っているようで知らない事が数多くありました。その上今回は実際に手で触れ、体感する事によって
より生きた知識を身につける事が出来ました。

介護用品も扱う我々にとって接客する自身へとつながり、またそれと同時にお客様をサポートする力にも変えられると考えています。
そして介護オムツを使う方が快適に過ごせるよう、
我々としてはQOL向上のためのお手伝いができたらと思っています。

研修会の様子

奥が生理用品、手前が専用品。専用品の方がしっかり吸収していることが分かります。

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